健康維持の8大要素 「5.姿勢」

姿勢について考えて見ませんか?

姿勢を良くしなさい、とか姿勢を正してとか注意された経験はありませんか? ではどんな姿勢が本当によいと言われる姿勢なのでしょうか。姿勢には、「身体の構え方、格好」「心構え、態度」と2つの意味があります。

姿勢術について

私が姿勢を意識し始めたときに出会ったのが姿勢術(アレクサンダー・テクニック)です。この考え方が基礎になっています。

少しばかり剣道をやっていましたので姿勢には少々自信はあったのですが、姿勢術をやってみると無駄に力を入れていたり余分な動きの多いことを知らされました。

からだの良い使い方というのは

からだを動かすときに、バランスを出来るだけとり、からだの各部位が全て連携していることです。そうするだけでそれに必要なエネルギーが完全に引き出されます。

反対に悪い使い方とは

思いつきだけででたらめなやり方でからだを動かすことで、からだのどこか一か所を動かすと、バランスと安定感を確保するために、からだのどこかほかの部位をどうしても無駄に動かさなくてはならないようになっているということです。

正しい姿勢や立ち方なんてない

全てひとりひとり違うのですから、ひとりひとり違ってくるのがあたりまえこれが自然な姿勢の基本です。

自分のからだで確かめながら

いかなる動きであれ動作であれ、なにかをするときには、まず、頭全体をからだから引き離すようにすっと持ち上げ、からだがその動きについていくようにする。

これは体操ではない

筋肉を鍛えたり関節を曲げたりぐるぐる回したりするような体操とは違います。

わたしたちは無意識に生活している

わたしたちは、悪いからだのくせに気づかず、からだを酷使して疲れさせています。

日常的なシグナルに気づかず、どうしょうもないところにきて気がついても、もうその時は、激しい痛みや、深刻な肉体的、精神的問題にぶつかってしまうというわけです。

自分のことは分かっていると思っても分かっていないことが多い

自分自身の身体について何も知らないでいる、また、その機能についての知識不足には、もう一つの原因があります。

他人からみてぎこちない動作でも、それをやっている本人が、優雅にやっていると思ってやっているのだから、いつまでたっても事実に気づかない。

楽しみながら行う

この運動は体操と違いますから機械的に何度も繰り返すよりも、無理せずゆっくり、2~3回やる方が効果的です。誰と競争をしているわけでもありませんし、自分自身のためにやっているのですから。

背の高い人、低い人、細めの人、太めの人、肉付きのいい人、わるい人、とどんな人でも、年齢や性別に関係なく動作を楽しみながら学んでいくと良いでしょう。だんだん自分のからだにあったものになっていくものです。

動作のポイント

日常の動作に活用する

いかなる動きであれ動作であれ、なにかをするときには、まず、頭全体をからだから引き離すようにすっと持ち上げ、からだがその動きについていくようにする。

  • 食事をするとき
  • あなたの話すとき
  • 腕を上げるとき
  • 歯を磨くとき
  • ドアを開けるとき
  • 掃除をするとき
  • 布団をたたむとき
  • 楽に歩く
  • ジョギングやランニングのとき
  • ゴルフをするとき
  • 脚を動かすとき
  • 階段をのぼるとき
  • 掃除も楽しみに!
  • 膝を曲げる
  • アイロンがけのとき
  • 腰をあげる、腰をおろす

※体の動きがどのくらい楽になったか、自由になったかを知ることが大切です。

体を動かすときにアゴが出ていませんか?

頭を体からスーッと引き離すような心がけながら、アゴがどうか確認して下さい。

  • 歯を磨くとき
    腕を上げるとき
    食事をするとき

意識し始めるとだんだんコツがつかめ姿勢が奇麗になってきます。
自然な姿勢の方が楽に体を動かせることが分かってきます。

からだとの対話が大事です

日常の生活の様々な動作の中で活用していると習慣化してきます。習慣化されてしまえば努力することもなくなります。

身につけてしまえばからだのわずかな変化にも気づきやすくなりますから、健康管理がしやすくなります。姿勢は運動とも関連が深くやり始めると楽しいものです。

ゆったりとした気持ちでからだと向き合おう

  • 比べない(他人と比べたりしない)
  • 競わない(競い合うものではありません)
  • 焦らない(結果がすぐにでないからと焦ることもありません)
  • 自分の身体のこと(あなたのためのからだの動かし方です)

私達が縮むわけは

誰でも年齢を取れば、男も女も、いつかはからだが曲がり、しぼんでいくものだと考えられています。誰もが同じように地球の重力の影響を受けて、下へ下へと引っ張られ続けています。

私達のからだは立っているときも座っているときもたえづ目には見ることの出来ない重力と戦い続けているわけです。体の筋肉や骨量それに水分量の減少などの影響もあります。

しかし、年齢よりも若々しく、シャンとした体つき、しなやかな身のこなし弾むような動作をする人に会ったことがあるはずです。

自然な姿勢は、誰が見ても美しい!