ミトコンドリアを増やして若返る4つの極意

ミトコンドリアを増やしてみるみる若返る

ミトコンドリアとは

  • 私たちの細胞の中にある小器官のひとつで、細胞全体の10%~205を占めています
  • 体は60兆個の細胞からなり、一つ一つの細胞は体全体のことを認識していながら目は目の働きを、手は手の働きをお互いに細胞間でコミュニケーションを取り合って全体としての動きをしている。
  • 細胞によっては、100~300個のミトコンドリアが含まれており、さまざまな役割を果たしています。
  • 私たちが食べたり飲んだりするのは、ミトコンドリアに酸素と栄養を届けるために必要なんです。
  • ミトコンドリアDNAは、母親からこの受け継がれる、その為現代に生きる世界中の人々の母系先祖は、およそ20万年前のアフリカに住んでいた1人の女性であると推定することが出来ると言われます。(ミトコンドリア・イブ)

エネルギーを作るミトコンドリア

ミトコンドリアは、食事から摂取した栄養と、呼吸から得られた酸素をつかって、ATPというエネルギーをつくり出す物質をつくり出します。

ジョギングを始めると、同じ距離を走っても、最初のうちはとてもきつかったのに、走るに慣れてくると、そっれほどきつくかんじなくなります。これは、運動によってミトコンドリアが増え、呼吸で取り込む酸素を、効率的に使えるようになったためです。

最初は、エネルギーを生み出すのに必要な酸素を無駄にするためハアハアと息を切らします。しかし、走ることで体内のミトコンドリアが増えると、エネルギー代謝が良くなり、酸素を有効に使えるようになるので、いい気を切らずに走れるようになるのです。

ミトコンドリアと健康・老化の関連

私たちの健康と老化の問題と、非常に深い関連があることが分かってきました。

年を重ねるにつけて、ミトコンドリアの量は次第に減っていきます。また、ミトコンドリアは、質のよいミトコンドリアと質の悪いミトコンドリアがあります。年を取ったり、悪い生活習慣が続いたりすると、質の悪いミトコンドリアが増えます。それが、私たちの老化のスピードのも大きな影響を及ぼします。

ミトコンドリアの数が不足したり、質が低下したりすると?

作られるエネルギーが不足します。少ないエネルギーは、まず第一に、呼吸や体温調節など、生きるためにどうしても必要な部分に優先的に使われます。

この結果、若さを保つために働いている老化防止機能や、遺伝子の修復作用などを行う長寿のためのシステムに、エネルギーが充分に回されず、それらのシステムがチャンと機能できなくなります。こうして老いやガンなどの病気につながっていくのです。

認知症とミトコンドリア

最新の研究によれば、ミトコンドリアの産み出すエネルギーの低下が、認知症の原因のひとつとなっていることも分かってきました。

ミトコンドリアの量と質をよくしてやることで、エネルギーをつくる能力が上がり、体力がアップし、年を取っても尚若々しく、健康な体を維持することが可能になるのです。

脳のミトコンドリア

脳のミトコンドリアが増えると、脳が使えるエネルギーの量が増え、認知症を予防するばかりではなく、集中力や増したり、発想が豊かになったり、脳の機能全体がアップするなども期待できます。

長寿村の環境はミトコンドリアを増やしている?

  • 自然の寒さや暑さがあり、空気、水がおいしく豊かな自然、新鮮な食べ物がある。
  • 太陽を一杯に浴び空腹になるまで汗をかいて働く
  • 適度の運動量の仕事を持っている
  • 仕事を任されて責任を持ってやっている。
  • 地域の人と人のつながりがある。
  • お年寄りを大切にする習慣がある。
  • 陽気で明るく人生の楽しみ方を知っている。

こうした長寿村の環境がミトコンドリアを増やしているのではないでしょうか。

若返るための4つの極意

体にエネルギーを必要としていることを分からせることが重要です。

ややきつめの有酸素運動

運動前には出来るだけ食事を取らない

  • 有酸素運動とは、酸素をつかって脂肪を燃やす運動で、ランニングなどのことです。
  • 普通は、体が脂肪燃焼を始める有酸素状態になるまでに、約30分かかるとされていました。
  • 1時間運動しても、有酸素運動となるのは、後半の30分だけ、前半の30分は、その準備に過ぎない事になります。
  • そこで、より効果的にするために
    • 初めに、30分ほど小走りで走ります。
    • 次に、脈が整うまで歩きます。
    • 30秒ほど小走りします。
  • これを繰り返すと、5分ほどで汗が出てくるでしょう。
    • こうすることで、短時間のうちに、有酸素運動に入ることが出来ます。
    • 有酸素状態に入ったら、あと30分程度ジョギングぁウォーキングをすればいいのです。
  • 運動前に食べ物を摂らないほうが良いのは、体を、エネルギーが枯渇した状態にした上で運動することで、ミトコンドリアがより増えやすくなります。

寒中水泳、サウナのあとの水風呂

寒いところでの運動も、ミトコンドリアを増やす効果

  • 寒さを感じると、体は、エネルギーが必要だと判断し、ミトコンドリアを増やそうとするのです。
  • 冬の時期に、寒中稽古が行われます。また中には、寒中水泳をした経験のある方もいらっしゃると思います。
  • 寒稽古や寒中水泳を行っていると体がポカポカとしてきます。
  • これもミトコンドリアが活性化している証拠です。
    • ただし誰もが出来るというわけにはいきません。
  • 手軽な方法として
    • サウナに入った後、水風呂に入るという方法です。
    • サウナに入った後、水風呂に入ったと気と入らなかったときと比べてみて下さい。
    • 水風呂に入ったときの方が、後で、体がポカポカしているはずです。
    • これもミトコンドリアが活性化していることを示しています。
    • 水風呂によってからだが冷やされると、ミトコンドリアを増やす、量産体制に入るのです。
  • 水風呂に入るのが難しい方は、
    • 家庭で入浴後、足先にシャワーをかけるだけでも、効果が期待できるはずです。
  • 寒中稽古や寒中水泳、水風呂に入ることなどは、高血圧や心臓病などがある方はさけましょう。

週末のプチ断食

空腹感が最も大切

  • お勧めしたいのが、週に1~2度のプチ断食です。
  • 例えば、平日は、ふだん通りの食事をします。
  • そこで、週末の1~2日だけ、3割程度摂取カロリーを減らせばよいのです。

メニューをちょっと考えて見ましょう?

  • 実際にプチ断食を経験された方に聞くといずれも体調がよくなっています。
  • 断食が終わった後、いきなり普通食に戻すのはよくありません。徐々に、食事の量を増やしていくと良いでしょう。

食事の早食いは禁物

早く食べることで、老化の原因物質の活性酸素をつくり出してしまう活性酸素を余分に生み出さないためにも、30分以上かけてできるだけ、ゆっくりと食べるのが良いのです。

背筋を伸ばす・片足立ちをする

日頃から、背筋を伸ばすように心がけましょう!

  • 日常生活で試してほしいのが、背筋をよく伸ばすことです。
  • 座っているときも、立っているときも、背筋をピンと伸ばすようにしましょう。
  • ミトコンドリアは、筋肉中に多く含まれているのですが、姿勢を保つための筋肉、ことに背筋と太ももの筋肉にミトコンドリアがたくさん含まれているからです。
    手の位置は自由です。

片足立ちも有効です

  • 片方の足を1分ずつ、片足立ちすることで、ふだんより倍の負荷を、体に与えることができます。
  • 同時にバランス感覚も鍛えることができます。
  • 足腰が弱っている人は、転倒に注意して短い時間から行って下さい。
  • 立っているときも「頭が糸でつられているようなイメージ」で、背中の筋肉をぴんと伸ばす。
  • 日常的に美しい姿勢で暮らすことがミトコンドリアを持続的に増やすことに役立っていると考えて下さい。
  • 適切な運動を続けると短期間で、ミトコンドリアが増え、端的に効果が現れる。
  • 1日2時間の運動を1週間続けると、30%程度ミトコンドリアの量が増えることが、人の臨床実験から分かってきている。

若くなるための機能

ミトコンドリアによるエネルギーをつくり出す能力とそのエネルギーをつかって、老化によって生じる不具合を治してゆく力のことです。