本当は防げたアスベスト被害

アスベストについて

アスベストは、「石綿」としてなじみ深かったもので記憶して見える方多いのではないでしょうか。例えば、スレート、煙突、壁板、下水管、車のクラッチ板、ブレーキライニング、ヘアドライヤー、石油ストーブなどにあたりまえに使われていました。

天然に存在する繊維状の鉱物で、耐熱性、耐薬品性、耐摩耗性、保温性、防音性、電気絶縁性などの優れた特性を持っていたためです。

しかし、微細な繊維として空気中に浮遊したアスベストを人が吸収すると、肺がん、悪性中皮腫、じん肺など健康の被害の原因となります。

当時、日本のアスベスト使用量は、世界第二位でした。この頃北欧諸国ではすでにアスベストの使用を禁止していました。アスベストを被爆してから20~30年経って発病するわけですから、アスベストを使用しない運動に立ち上がることが重要です。

※これは、1990年出版された本に出ていたものです。15年後の2005年ご存じのように(平成17年)アスベストの被害が問題になったのです。