音楽を聴く気分じゃないけど無音はイヤ! そんな時にはモーツァルト

現代は音楽好きにとって幸せな時代

私は音楽が好きです。中学生の頃に初めてCDを購入し、ラジオから流れる曲をカセットテープに録音することもありました。PCが登場してからは、CDをレンタルしてリッピング。iPodが登場してからは、iTunesで音楽を購入するようになりました。

そして、2015年にApple Musicが登場してからは、iPhone、iPad、Mac、すべてのApple製品で音楽を楽しんでいます。自宅でも、車の中でも、電車の中でも、歩いている時でも、仕事場でも。おそらく今は、人生でもっとも充実した音楽ライフを送っています。

演歌、耳触りな音楽、激しすぎる音楽、難解すぎる音楽以外は、ほぼすべてのジャンルを聴いています。そのため、「こういう気分のときはこういう音楽を聴こう」と、DJのように自然と選曲できるようになりました。

何も聴きたくないけど、無音はさみしい……そんな時はどうする?

しかし、ときどき「何かしらの音を聴きたいけど、無音はさみしい」という時があります。こういう時は自分の中のDJも困ります。さまざまなアプリを駆使して、あらゆる音を流すことを試みるのです。

  • radikoでラジオを流す
  • ポッドキャストを流す
  • Audibleでオーディオブックを流す
  • Apple Musicで音楽を流す
  • iTunesに取り込んだライブラリから落語を流す

うーん、何をやっても、しっくりきません。

「それでも音が聴きたいの! 世の中の99%の音楽は聴きたくないわ! 私にぴったりの、1%の音楽を探して」そんなワガママな王女様のような、私のお耳様の要望に答えられる音など、見つけられるのでしょうか?

諦めきれない私は、Apple Musicでもう一度音楽を探し始めました。新しい曲から古い曲まで、多くの曲を試聴しましたが、やはりしっくりきませんでした。

諦めかけた頃、「こういう時は、きっと普遍的な音楽が良いかもしれない」と思いつきました。普遍的といえば、ビートルズ? いや、そういう気分ではありません。歌は聴きたくない気分なのです。普遍的な音楽といえば、クラシック。クラシックといえば、モーツァルト。ということで、モーツァルトのプレイリストを流し始めました。

「……くる。……しっくり、くるわ! これよ、私が探し求めていた音楽は! 正直者の執事よ、この曲を作った者を呼んでまいれ!」

いえいえ、王女様。この曲を作ったアマデウス様は、既にお亡くなりになられておりまして……なんてことはどうでも良いのです。とにかく、私のお耳様はお気に召したようです。めでたし、めでたし。