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混沌の2020年、今こそ「アミ 小さな宇宙人」シリーズを読もう!

この世界の基準を知るために

2020年が始まりまだ二週間も経っていないのに、世界中で様々な事件・事故が発生しています。明らかにこれまでと違う空気を感じるのは、私だけではないでしょう。大きな闇が浮かび出てきており、それを善良な市民による光で打ち消していく……今年はそういう一年になるのかな、と思っています。

そんな混沌をきわめる2020年を生きるために、「アミ 小さな宇宙人」シリーズを読むことをおすすめします。

昨今はフェイクニュースや悪意のあるニュースが溢れ、正しい情報が分かりません。また、何を基準に生きていけばよいのかも分かりづらくなっています。そんな中、アミは「宇宙の基本法は愛」と断言します。実に分かりやすく、信頼できる言葉ですね。

憲法改正が問題になっていますが、愛に基づいた改正であれば問題ないんです。どう考えても悪意に基づいた改正だから、危険だということなんですね。愛に溢れた政治家……今の日本で、イメージできる人はいますか?

「アミ 小さな宇宙人」の感想

アミ 小さな宇宙人
少年ペドゥリートとアミと名乗る宇宙人との感動のコンタクト体験。宇宙をめぐる旅の中でペドゥリートは、地球がいまだ野蛮な、愛の度数の低い未開の惑星であることを教わる。世界11カ国語に訳された不朽のロング&ベストセラー待望の文庫化。

子どもの頃に感じていた違和感を覚えているだろうか。争いが絶えないこと、自然を破壊し続けていること、まるでお金がないと生きていけないように思わされていること。 現実に起きていることが理解できなくて、まるで空想の世界のように感じていた。悪い人なんて一人もいなくて、お金も必要なくて、もっと自然に暮らせたらいいのに。それができて当たり前のはずなのに。なんでそんな簡単なことができないんだろう?

物語に出てくる宇宙人アミは、ずっと思い描いていた理想の世界のイメージそのものだった。言葉がなくても通じ合え、お金がなくても生活が成り立ち、警察がなくても犯罪など起きるはずもなく、植物や動物たちと意識が通じ合い、所有するものはほとんどない。 アミの言葉は宝石のように輝いていて、一言一言に救われる気持ちになる。これからの時代にどう生きていくか、なかなか行動に移せない日々が続いていたが、アミの言うとおり、頭だけでなく胸に手を当てて生きようと思う。素晴らしい作品に出会えたことに感謝。

「アミ 3度めの約束」の感想

アミ 3度めの約束
いよいよクライマックスを迎えた宇宙人アミ・シリーズ。第2巻で異星から来た自分の「双子の魂」ビンカに出会った地球の少年ペドゥリートは、もう彼女なしでは生きられない、彼女と共に地球で暮らしたい、と願うようになる。そして宇宙人アミとビンカと共に、ビンカの両親に会いに行くのだが…。

最初から最後までわくわくしっぱなしだった。この巻はとくに冒険活劇の要素が入っており、単純に読み物として楽しめる。さくらももこさんのイラストも、知的で優しく、かわいらしいアミの姿を的確に描いている。

長かったアミの物語の最終巻は、ローカル電車の長い待ち時間に読み終えた。主人公のペドゥリートと一緒に、少しずつこの世界への理解を深めていった。1作目と3作目で違う表現になっている部分がいくつかあるが、これは1作目でいきなり本当のことを書くと、伝わらない可能性が強くなるからとか、そういう理由らしい。

ともかく、過去さまざまな文明に密かに残されたメッセージが、この「アミ」3部作に詰まっているのではないか。それくらい濃い内容で、強く影響を受けた作品だった。 この本から感じること、学べることは人それぞれ違うと思うが、僕の場合、アミのような人が安心して遊びに来られるような、安全で平和な星にしようと思ったのだ。

そして、ペドゥリートやビンカのように、大切なことを物語にまとめ、世界中の人々に届けよう、と。愛とか、希望とか、幸福とか、そういう言葉が、ごく自然に伝わる世界になりますように。

「アミ」3部作の要点

  • 愛がすべての法則。
  • 愛に基づいて作られた物は、自然と同じである。
  • 闇の存在。光がある限り、闇は生まれるが、どちらが強いかは自明である。
  • ある星では魂が成長すると外面もがらっと変わる。
  • 進歩した文明は、星の内側に住む。
  • 様々な形の人がいる(21エモンを読むと分かりやすい)。
  • 美人コンテストは、見た目ではなく内面の美しさ。
  • 心で感じることの大切さ。
  • 科学の進歩が、魂の進歩よりも進みすぎてしまった場合、文明は滅びる危険がある(アトランティスやムー大陸が実在したならば、原因はこれだろう)。
  • 地球が万が一の危機を迎えないために、地球内外たくさんの人が協力してくれている。
  • 現代人につながる人間を作った人もいて、その一族は今もなおどこかで祈りを捧げ続けている。
  • 地球はまだまだ危険な状態だが、可能性は残されている。
  • 万が一の場合は、救済措置が用意されている。
  • 選ばれた人々は別の星で生きていくらしい(かといって、選ばれるためにがんばろうとか、競争しようなんて思っちゃダメ)。
  • できる限り犠牲者が少なくなることを望んでいる。

きっと忘れない、印象的なアミの言葉

「だったら、それを決めたらいい、いや、それよりも、それがほんとうに実現するように決めたらいい、自分じしんで。そして、それが現実となるようにつよく信じることだよ。ぜったいに手に入るって思えたら、それは手に入る。でも、うたがいの気持ちや誘惑のとりこになったらダメだよ……。それからもうひと言。よい願い、すばらしい願いはきみの内側のいちばん高い部分から、つまりきみの中に住んでいる神の部分から生まれているんだ。もし神がその望みをきみに託したんだとすれば、それはきみに実現する力があるということなんだよ。でも、それを実現するには、きみのつよい信念と自信がどうしても必要なんだ、わかる?」

「きみたちの文明では、すべてが、表面の問題なんだ……つまりきみたちが注意をはらうのは外部だけ、内部のことはさっぱりだ。だからこそ、きみたちは惑星の表面に住んでいるんだよ。それはきみたちの魂のありかたを反映しているんだ(中略)そうやって、外部ばかりに関心をむけてるから、いつまでたってもほんとうの自分を知らないままなんだ。だって、自分の心の中をまともに見ようとしないんだものね。きみたちが惑星の表面に住んでいるっていうのは、つまりはそういうことだよ。内部——精神的なもの、内的なもの、デリケートなことがら——よりも、外部——はっきりと目に見えるもの、かたちあるもの——がだいじにされる世界に住んでいるってことなんだ。だから、ほんとうはいつだって、一人ひとりの中に原因があるはずなのに、すぐに問題を他人のせいにしようとする

この素敵な物語が、一人でも多くの人に読まれることを願います。あまりにも素敵なので、そのうち「アミ語録」を記事にまとめたいと思っています。