一人暮らしで最も必要なものは、冷蔵庫でも洗濯機でもなく、「机と椅子」だった

いよいよ一人暮らしが始まろうとしている。前回の日記で書き忘れたことがあった。一人暮らしに必要なものとして、カーテンやトイレットペーパーは当然ランクインするのだが、洋室の場合は、「机と椅子」が最重要であることをすっかり忘れていた。

和室であれば、机はともかく椅子がなくても困ることはない。しかし洋室では、机と椅子がなければ、ご飯を食べることも、このようにMacで文章を書くことも、コーヒーを嗜むこともできない。家に帰って腰掛ける場所がないなんて、そんな寂しいことはないだろう。

キャンプに行ったら、まずテントとタープを張る。テントとタープは、アパートでいうところの部屋と屋根。その次に何を準備するか? 椅子とテーブルである。何をするにも、椅子とテーブルがなければ落ち着かない。椅子があるから焚き火を楽しむ余裕が生まれ、テーブルがあるから落ち着いて食事ができるのである。アパートでも同じことなのである。

冷蔵庫や洗濯機を先延ばしにしてでも、まずは机と椅子を用意するべきである。欲を言えばラグもあると良い。この辺りの優先順位は季節によって変わる。冬は寒いから、ラグが欲しくなる。夏は暑いから、ラグより冷蔵庫を優先するだろう。

そんなわけで、ここ最近は机と椅子を探し続ける日々だった。ダイニングテーブルなのか、作業用デスクなのか、リビングテーブルなのか。四人掛けか二人掛けか、椅子とセットなのか、別々に揃えるのか。考えることが多く大変だった。しかし、いくら悩んだところで予算が限られているから、無理に高価なものを買うのはやめておくことにした。

最終的に、カフェに置いてあるようなテーブル&チェアを選んだ。一人でカフェに行くと、大体二人掛けのテーブル席に座るから、私の中で「落ち着く場所、集中できる場所」と認識されている。これならば、家にいても、カフェのような雰囲気を感じられるかもしれないし、気持ちを切り替えて読書や仕事に集中できそうである。

まずはこのテーブルセットで過ごしてみて、次にラグ、次にソファーとローテーブルを揃えることになるだろう。生まれてこの方、ソファーやローテーブルのある生活を送ったことがないので、憧れの気持ちがあることは否めない。何が必要かは、住んでいくうちに変わっていくだろうが、ソファーのある部屋にしてみたい気持ちが高まっている。

ソファーに座ってお酒を飲んで、プロジェクターで映画を流しながら、そのまま横になって眠ってみたいものである。