歩いてスーパーに行く喜び

歩いてスーパーに行くことが好きだ。スーパーで食料品を買い、ビニール袋をぶら下げて、自宅アパートまで歩いて帰る。この一連の流れが好きでたまらない。ビニール袋から長ネギが飛び出していようものなら、なおたまらない。

なぜ、ここまでスーパーでの買い物が好きなのだろう? 19歳の頃に上京したことがきっかけだと思う。ずっと息苦しかった10代を過ごし、東京という自由の地に解放され、自分の意思でスーパーまで歩き、自分の好きなものを買う。そして帰宅して、料理をする。この工程から「一人で生きているのだ!」という実感を得たのであろう。とにかく私は19歳の頃から、歩いてスーパーに行くことが好きなのである。

新居から歩いて行けるスーパーは、品質や品揃えがそれほど良いというわけではない。野菜も肉も、それほど良くはない。魚は少し良い。酒はなかなか品揃えが良い。全般的に、「品質はそれほど高くはないが、価格はかなり安い」と言える。今日、野菜と酒を買ったら、わずか1300円だった。白菜、玉ねぎ、椎茸、もやし、春菊、刺身盛り合わせ(一人用)、缶チューハイ4本でこの値段は相当安い。引っ越してからしばらくの間は何かと出費が多いので、ありがたい。

仕事場まで自転車で行ける距離である。しばらくは車で通勤するが、自転車で通勤したほうが、健康的だし、この町のことをよく知ることができる気がする。冬場は寒いから自転車通勤はしないかもしれないが、暖かくなったら、自転車通勤を始めてみようと思う。

新居となるアパートには、2年は住むだろうが、その先は分からない。願わくば、2年後にはもっとしっかりとした新居を構え、移り住んでいたい。そしてこのアパートには、会社の従業員が住める社宅として、残していきたいと思う。

それまでに、この町のことをよく知り、美味しい店や居酒屋を巡っておきたい。そして、駅が近いメリットを活かして、なるべく名古屋や遠方のイベント・展示会を見に行こう。そういうことをしなければ、わざわざ引っ越した意味がない。十数年ぶりの一人暮らし。シンプルでミニマムに、そしてアクティブに過ごそう。