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インフルエンザ、食中毒に関する知識が身につく『はたらく細胞』用語辞典(3話&4話)

白血球

「肺炎球菌、すり傷に関する知識が身につく『はたらく細胞』用語辞典(1話&2話)」の続きです。

インフルエンザに罹らない体質?

さて、今回はインフルエンザですね。私は生まれてこの方、一度もインフルエンザにかかったことがありません。学校や職場でインフルエンザが流行していても、一度もかからないのです。

そんな私ですが、インフルエンザワクチンを打った途端、インフルエンザに罹患する気がしています。中学生の頃、学校で予防接種があったのですが、注射をした直後に気持ち悪くなり、学校のトイレで吐いてしまいました。ものすごく嫌な思い出で、「こんなものが体に良いはずがない!」と心のなかで憤りを覚えました。それ以来、ワクチンはあまり信用していません。

ワクチンを信用しすぎるのは良くない?

インフルエンザといっても風邪の一種ですから、細胞の一部が感染したとしても、インフルエンザウイルスが増殖する前に退治できる免疫力を持っていれば大丈夫なんです。感染力が強いから、インフルエンザにかかったら学級閉鎖になったり、会社は強制的に休まなければならなかったり、LIVEが中止になったりするのは仕方のないことなのですが、他の様々なことには鈍感なのに、インフルエンザにだけは異常に敏感なような気がして、なんとも違和感があります。

ワクチンよりも大事なのは、粗悪な石鹸・ボディーソープで皮脂を洗い流さないこととか、合成香料や合成添加物に気をつけることとか、そういう日常の心がけだと思うのですが、いかがでしょうか。

普段からストレス過多、添加物まみれの食生活、運動不足、睡眠不足の生活を送っている人が、「ワクチンを打ったから安心!」と思えていたとしたら、かなり滑稽ですね。例えるなら、真冬に裸でホッカイロを抱えて歩いているようなもの……話が逸れました。

今回は『はたらく細胞』第3話と4話の用語をまとめます。

第3話「インフルエンザ」に登場する用語辞典

白血球(好中球)

外部から体内に侵入した細菌やウイルスなどの異物の排除が主な仕事。好中球は血液中の白血球の半数以上を占める。

ナイーブT細胞

抗原を一度も認識したことがない未熟なT細胞。

遊走

組織内を自由に移動すること。

インフルエンザウイルス

感染症であるインフルエンザを引き起こすウイルス。A型、B型、C型に大きく分類され、38℃以上の発熱、頭痛、関節痛、筋肉痛などの症状を引き起こす。

マクロファージ

白血球の一種。細菌などの異物を捕らえて殺し、抗原や免疫情報を見つけ出す。死んだ細胞や細菌などを片づける掃除屋さんでもある。

マクロファージの殺傷能力

かなり高い。

キラーT細胞(細胞傷害性T細胞)

ヘルパーT細胞の命令によって出勤し、ウイルスに感染した細胞や癌細胞などを殺す。

※当たり前ですが、私たちの体はガン細胞を殺す力を持っています。

メモリーT細胞

キラーT細胞の一部。同じ敵が出現したときに再び攻撃をしかけるよう備えている。

インフルエンザの増殖スピード

インフルエンザの増殖スピードは、細菌とは段違いに早い。

樹状細胞(じゅじょうさいぼう)

体内に侵入してきた細菌や、ウイルス感染細胞などの断片を抗原として提示しつつ、他の免疫系の細胞に伝える役割を持つ。その名の通り周囲に突起を伸ばしている。

T細胞の分化

抗原を認識したナイーブT細胞は活性化し、エフェクターT細胞となる。そこからヘルパーT細胞、キラーT細胞などに分化する。

メモ

細胞たちの命令系統

  1. 白血球がパトロールして敵を見つけて、
  2. マクロファージが敵の情報を伝え、
  3. ヘルパーT細胞が指示を出し、
  4. キラーT細胞がやっつける。

樹状細胞の能力

ナイーブT細胞を活性化させることができる。

インフルエンザウイルスの増殖

インフルエンザウイルスは、体内では8時間後に約100個、1日で100万個に増殖すると言われている。

エフェクターT細胞

活性化したナイーブT細胞の姿。

B細胞(抗体産生細胞)

細菌やウイルスなどの抗原に対し抗体という武器を作り戦うリンパ球の一種。

発熱

体温を上げて、体内に侵入した細菌類の増殖を抑える。また免疫系の活性化も促す。

※解熱剤は高熱が続いて下がらない時や、命に危険がある場合にのみ使うべきで、本来は熱を下げてはいけないのですね。

くしゃみ、咳(せき)

ウイルスなどの異物を、体外に排出しようとして起こる反射的な反応。

食欲減退

通常は消火活動に使われるエネルギーを病気治癒に費やす反応。

発汗

毒素を排泄したり、体温を調整する。

A型インフルエンザウイルス

A型は内部での変異型が多く、世界的な大流行を起こしやすい。

第4話「食中毒」に登場する用語辞典

白血球(好中球)、はっけっきゅう(こうちゅうきゅう)

外部から体内に侵入した細菌やウイルスなどの異物の排除が主な仕事。

赤血球(せっけっきゅう)

血液循環によって酸素と二酸化炭素を運搬する。

胃(い)

飲み込んだ食物を貯留し、胃壁から分泌される胃酸によって食物を殺菌する。また、消化酵素のペプシンにより、食物はどろどろの状態にされ、消化の第一段階が行われる。

※当たり前ですが、胃そのものが殺菌能力を持っているのです。それなのに、私たちは異常なまでに殺菌されたものを食べています。不自然だと思いませんか?

レセプター(れせぷたー)

最近などを察知するレーダー的なもの。

好酸球(こうさんきゅう)

白血球の一種。全白血球の数%程度といわれている。アレルギーや寄生虫感染があるとき増殖する。弱いながらも他の白血球のように貪食(どんしょく)能力がある。

マスト細胞(肥満細胞)、ますとさいぼう(ひまんさいぼう)

過剰につくられたIgEの刺激に反応してヒスタミンやロイコトリエンなどの化学伝達物質を分泌する。肥満細胞といっても肥満とは関係ない。

ヒスタミン(ひすたみん)

異物や組織の損傷を認識したマスト細胞(肥満細胞)などから分泌される化学物質。

好塩基球(こうえんききゅう)

白血球の一種。全白血球の1%未満といわれている。好塩基球が特定の抗原に出会うとヒスタミンなどが放出され、アレルギー反応を引き起こすとされている。好中球と好酸球を問題部位に引き寄せる物質を作る。好塩基球にも免疫にかかわる機能があると考えられているが、まだ十分に解明されていない。

腸炎ビブリオ(ちょうえんびぶりお)

主に海水中に生息する細菌であり、この菌に汚染された魚介類を食べることにより、激しい腹痛などを伴う感染型の腸炎ビブリオ食中毒を発症させることがある。

貪食作用(どんしょくさよう)

好中球などの食細胞が細菌や異物などを細胞内へ取り込み、分解すること。

アニサキス(あにさきす)

海産動物に寄生する寄生生物。アニサキスが寄生した魚介類をヒトが生で食べると、まれに胃や腸壁に侵入し、激しい腹痛や嘔吐を伴う食中毒(アニサキス症)を発症させる。

吐き気・嘔吐(はきけ・おうと)

何らかの原因により、延髄にある嘔吐中枢が刺激されて起きる反応。胃の出口が閉ざされて反対に胃の入り口が緩み胃に逆流運動が起こるとともに、横隔膜や腹筋が収縮して胃を圧迫し、胃の内容物が排出される仕組み。

好酸球の働き

寄生虫が体内に侵入した際、その殺傷を助けるなど、寄生虫感染に対する防御を行う。

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